【梅の木と霊芝】 梅の古木に生育した霊芝がよいという説がありますが、その科学的根拠はありません。梅の木は元来菌や苔類が寄生しやすいことから、他の木に比べ霊芝についても自然発生率が高く、「梅の木に生育した霊芝」のイメージができあがったものと考えられます。
【天然霊芝と人工栽培霊芝】 天然霊芝はその収穫時期に問題があり、未成熟であったり、霊芝そのものが枯れている場合が多く見受けられます。したがって、含有成分の質や量からみても、人工栽培霊芝のほうが品質的に安定しているといえるでしょう。
【ゲルマニウムの含有】 活木に寄生した天然霊芝の中でごくまれにゲルマニウムが含有されていることが知られています。しかし、人工栽培霊芝は、人為的にゲルマニウムを混入させない限り含有される可能性はありません。 ゲルマニウム含有を強調する霊芝製品にはお気をつけ下さい。
【苦味成分とその除去】 霊芝の苦味成分はトリテルペン類(センブリの苦味と同類)であり、アルコール可溶性です。また、霊芝の表面のみに極在していることが解明されたため、アルコールを用いて容易に苦味を取り除くことが可能です。苦味を取り除くことにより、食しやすい味となります。
【食感とその改善】 食感は硬く、コルクを噛む感覚です。高圧をかけてもゆがいても、そのまま食するのはむずかしいのですが、霊芝を微粉末化する技術も確立され、他の食材に混合することで、霊芝に含まれる食物繊維の作用も期待できます。
霊芝は硬くそのまま食することはできないため、昔から煎じて飲まれる方法が一般的です。また、今までに霊芝は、錠剤、顆粒、ドリンク、コンク(濃縮液剤)などに商品化されています。珍しいものにはビール、ケーキ、チョコレート、醤油、コーヒーなどがありましたが、その多くは姿を消しています。